グリーンシート銘柄制度

　グリーンシート銘柄制度とは、平成９年に日本証券業協会により創設された非上場株式等の投資勧誘および売買制度である。もともとは上場基準のハードルが高かったことから基準を低くしてより多くの企業が資金調達を可能にすることが目的とされていた。しかし、銘柄数は平成16年の96社を最高に平成25年３月末時点では37銘柄と減少。売買高も低迷している。その背景には、新興市場の上場基準が引き下げられたことやインサイダー規制の対象であることなどが要因として挙げられている。

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（週刊「T＆A master」538号(2014.3.10「今週の専門用語」より転載）

（分類：会社法　2014.6.13　ビジネスメールUP! 1973号より )