小法廷

　最高裁を構成する法廷で、最高裁判所長官を含む15人の裁判官全員で構成する大法廷に対し、その3分の1の「5人」の裁判官で構成されるもの。すべての事件は、処理の効率化の観点からまず小法廷で審理され、大部分の事件は小法廷で完結する。大法廷で審理されるのは、法律や行政処分等が憲法に適合するかしないかを判断する場合などに限られる。なお、小法廷は「第一〜第三」まで3つに分かれているが、各小法廷で担当する分野が決まっているわけではない。

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（週刊「T＆A master」614号(2015.10.19「今週の専門用語」より転載）

（分類：その他　2016.1.13　ビジネスメールUP! 2193号より )