遺産分割審判

　被相続人の遺産内容や遺産分割の方法を決める手続きの1つで、相続人と調停委員会（裁判官や調停委員で構成）の話し合いにより解決を目指す遺産分割調停が不成立となった場合に移行する審判手続きのことである（原則非公開）。遺産分割審判は調停とは異なり、通常の民事訴訟のように当事者となった各相続人が遺産の範囲や内容に関する事実を証拠などに基づき主張し、これらの主張を踏まえ家庭裁判所の裁判官（家事審判官）が遺産分割などについて法律に基づいた判断を示すものである。

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（週刊「T＆A master」659号(2016.9.19「今週の専門用語」より転載）

（分類：会社法　2016.12.14　ビジネスメールUP! 2328号より )