インターネットで楽々！〜ＥＤＩＮＥＴ

　金融庁による電子開示制度（ＥＤＩＮＥＴ）が昨年の６月から開始されている（強制適用は平成16年６月から）。ＥＤＩＮＥＴとは、上場会社等が作成する有価証券報告書等を電子データとして作成し、金融庁に送信することによって、従来の紙による提出に替えるもの。

　 今までは、企業の担当者が各財務局に有価証券報告書等を持参していたため、株主総会後の財務局には、企業の担当者で溢れるような状況も珍しくなく、ＥＤＩＮＥＴによる事務負担も軽減されることになる。その一方で、投資家等にとってもインターネット上で有価証券報告書等が閲覧することができるというメリットがある。現在、ＥＤＩＮＥＴで提出している企業の有価証券報告書等は、その提出日の翌日から閲覧することができるわけだ（下記のリンク参照）。当然、印刷も可能である。

　 なお、平成14年６月１日からは、有価証券届出書や有価証券通知書等についてもＥＤＩＮＥＴによる提出が可能になる。投資家にとってはますます利便性が高まることになるようだ。

http://info.edinet.go.jp/InfoDisclosure/main.html

（2002.5.8　ビジネスメールUP! 286号より )