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第47回
キャッシュバランスプラン@
キャッシュバランスプランは、確定拠出型と確定給付型双方の特性を備えた混合型の年金だ。
確定給付企業年金法において認められた給付設計の一種であり、企業年金制度の一種ではないことに要注意。あくまでもこのキャッシュバランスは、確定給付型であり確定拠出型ではない。従って前述した2種類の確定給付企業年金制度もしくは厚生年金基金制度のみで導入する可能であり、適格退職金制度及び確定拠出年金制度には導入ができない。
確定給付企業年金方導入の趣旨は二つ。一つは受給権の保護、二つ目は厚生年金基金の代行部分の返上を可能としたところにある。同時に適格退職金制度を2012年3月末までに廃止することが決定したことは周知のとおりである。
このように企業年金制度は大きく衣替えをし、その選択肢を大きく広げているわけだが、各々の新制度には当然のことながら一長一短ある。
例えば、日本版401Kについては、中途引出が不可であること、拠出限度額による一定の制約のあること、社員に対する投資教育の煩雑さなどだ。
又、適年から確定給付企業年金制度に移行するとしても、毎年の財政検証の徹底などの厳格化によって資金負担増を余儀なくされることとなる。適年導入企業数は中小企業を中心に約75,000社を数える。
そうした状況を考えると、早々に新制度への移行は決めかねるというのが実際のところだろう。その点キャッシュバランスプランは両制度の特徴を持ち合わせており、各制度における制約要因を解決出来る給付設計として有効な手段となりうるわけだ。
(2002.12.18 ビジネスメールUP!
375号より
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