第54回

キャッシュバランスプランG

 今回は、キャッシュバランスプランにおける従業員サイドのメリットについてふれる。

 1点目は個々人の持分残高が明確であることで日本版401Kと同様のメリットと言える。
 2点目は国債等の指標に基づいた利回りが保証され、日本版401Kのように元本割れのリスクがないこと。
 3点目は日本版401Kでは60才になるまで給付を受けることがいかなる事情があっても受取れないが、このキャッシュバランスプランでは従来型年金同様状況によって60才前であっても受取が可能なことだ。

 又掛金拠出について日本版401Kの企業型においては、拠出は企業側のみであり、加入者は拠出が出来ないこととなっている。 そうした制約のないのがキャッシュバランスプラン。企業の拠出と共に、掛金全体の50%以下を拠出限度として加入者のマッチング拠出が認められている。

 全体的に企業、従業員両サイドから見て活用の自由度が高く、使い勝手がいいのが特徴だ。確定給付型でありながら確定拠出型の良さも持合せているという意味で、まさにキャッシュバランスプランが混合型年金と呼ばれているゆえんである。

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2003.3.3 ビジネスメールUP! 400号より )

 

 
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