第3回

生命保険再編によるコストパフオーマンス達成

 多くのリスクに取囲まれた昨今の企業経営上、リスクマネジメント対策の発想が不可欠であることは言うまでもありません。

 とりわけ、人的リスクヘッジは健全なバランスシートを構築する上で最も重要視すべきテーマの一つです。ノーリスクの時代には、保険は理解よりお付き合いで加入するものとされていました。

 しかしリスク増大社会においては、会社固有のリスクを把握し、しかるべき保険料コストに置きかえることを通して、保険未来の機能に最大限の要求を行うことが大切な姿勢です。

 要求すべき保険内容の精度を高めることで、コストパフォーマンスも同時に達成可能となるのです。具体的に法人が生命保険に加入する目的は、大きく分け4テーマ。

(1) 事業保障対策資金
(2) 死亡退職金・弔慰金対策資金
(3) 退職慰労金対策資金
(4) 事業承継対策資金 です。

 法人の成長段階、規模、収益力、借入状況、同族として発展させるのか、公開を目指すのか等で打つべき対策は様々なのです。企業が生命保険料として支出する絶対額は、多額です。

 自社の目的に合致した保険再締を通じ、必要な対策を講じ、一方で無駄を排してゆく組み立てが急務となります。

2001.7.16 ビジネスメールUP! 178号より )

 

 
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