著作権等について会社概要質問・お問い合せサイトマップ

 

ディープ・イン・ザ・マネー

デリバティブ取引の一つであるオプション取引で用いられる用語です。オプションとはコール(買う権利)またはプット(売る権利)のことです。オプションは選択権ですから、オプションの買い手は買う(又は売る)権利を行使してもしなくてもどちらでも構いません。

 例えば、100円で株式を買う権利(コール・オプション)を買ったとします。このとき、当該株式の時価が110円とすると「100円で株式を買う権利」を行使して仕入れた株式を110円で売ることができるわけですから、そのようなコール・オプションはコールの買い手から見てイン・ザ・マネーの状態にあるといわれます(反対に時価が100円を下回る状態をアウト・オブ・ザ・マネーと呼びます)。更に、時価が例えば200円まで上昇した場合、すなわちイン・ザ・マネーの状態が深く、オプションを行使すれば多くの利益(100円)を得ることができるような状態をコールの買い手から見てディープ・イン・ザ・マネーといいます。(反対に時価が100円を大きく下回る状態をディープ・アウト・オブ・ザ・マネーと呼びます)。

 なお、時価が100円の場合、すなわち時価と行使価格が同じ状態をアット・ザ・マネーといいます。

 



※ 記事の無断転用や無断使用はお断りいたします
  ⇒著作権等について

    レベルアップを望む方に最適!週刊「T&A master」がお力になります!

週刊「T&A master」には、税務・会計・商法の情報が満載です。是非、ご購読ください。

 

週刊「T&A master」012号(2003.3.24)「ことばのコンビニ」より転載)

(分類:会計 2003.5.26 ビジネスメールUP! 432号より )

 

 
過去のニュース、コラムを検索できます
 Copyright(C) LOTUS21.Co.,Ltd. 2000-2023. All rights reserved.
 全ての記事、画像、コンテンツに係る著作権は株式会社ロータス21に帰属します。無断転載、無断引用を禁じます。
 このホームページに関するご意見、お問合せはinfo@lotus21.co.jp まで