公認会計士試験短答式は平成22年より年2回実施
公認会計士・監査審査会、論文式試験は週末を含む3日間

　公認会計士・監査審査会は10月25日、「公認会計士試験実施の改善について」と題する報告書を公表した。短答式試験については、平成20年試験から試験日程を週末1日とするほか、22年試験からは年2回実施する。公認会計士の人員を確保するため、試験制度を見直し、社会人などの受験者を増やす目的がある。
　報告書では、平成20年試験より、短答式試験については、専門的知識について基本的な問題を幅広く出題することとし、現行の2日間の試験日程を週末1日に短縮する。また、平成22年試験より、年2回短答式試験を実施する。
　論文式試験については、受験者の思考力、判断力、応用能力を問うものとし、短答式試験よりも出題範囲を絞り込む。また、企業法、民法に加えて、会計学、監査論、租税法についても法令基準集を受験時に配布する。試験日程については、現行試験は平日3日間で行われているが、金土日といった平日1日、週末2日の試験とする。

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（週刊「T＆A master」233号(2007.11.5「今週のニュース」より転載）

（分類：会計　2008.1.9　ビジネスメールUP! 1073号より )