特別成年扶養税額控除

　政府税制調査会が、現行の扶養控除（成年）を廃止する際に、創設を検討している税額控除制度のこと。対象者は、�@現行の障害者控除の対象者、�A介護保険法に基づく要介護認定を受けた人、�B長期入院など生活面への支障をきたすことが客観的かつ明確であることについての公的機関による証明を受けた人などが想定されている。しかし、扶養控除（成年）の存廃では政府税調内で意見が分かれており、平成22年度税制改正で特別成年扶養税額控除が創設されるかは未定。

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（週刊「T＆A master」334号(2009.12.14「今週の専門用語」より転載）

（分類：税務　2010.2.22　ビジネスメールUP! 1370号より )