1計算書方式と2計算書方式

　包括利益を表示する際の計算書のこと。1計算書方式は、単一の包括利益計算書で表示したもので国際会計基準で採用されている。一方、2計算書方式は、当期純利益の内訳を表示する第1の計算書、つまり、従来の損益計算書と同じものと、当期純利益から始めてその他の包括利益の内訳を表示する第2の計算書から構成されているものである。どちらの計算書方式を選択するかは企業の任意だが、1計算書方式を採用している企業は少ないのが現状となっている。

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（週刊「T＆A master」425号(2011.10.31「今週の専門用語」より転載）

（分類：会計　2011.12.30　ビジネスメールUP! 1630号より )