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損害賠償請求権の除斥期間

 民法724条後段では、不法行為による損害賠償の請求権は不法行為の時から20年を経過したときに消滅するとされている。裁判では、「不法行為の時」の起算点が争われることも多い。筑豊じん肺訴訟(最高裁平成16年4月27日判決)では、雇用者の安全配慮義務違反によりじん肺で死亡したことを理由とする損害賠償請求権の起算点は、じん肺法所定の管理区分の行政上の最終決定時ではなく、死亡時とされている。今回、固定資産税の過納金の損害賠償請求権の起算点も変更される公算が高い。


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  キーワード 「損害賠償請求権⇒38件

   分類
タイトル
登録日
オフィシャル税務 最高裁、除斥期間の起算点は納税通知書の交付時 2020年03月26日
コラム 贈与税を巡る税賠事件、信義則上の義務違反を認容 2020年02月24日
コラム 最高裁、除斥期間に関する高裁判決を見直しへ 2020年02月24日
コラム 再生計画による弁済期間、最終弁済日まで 2019年04月15日
コラム 取締役の虚偽書類作成が法人の行為と同視できるか 2018年04月16日
解説記事 遺産分割(5)−遺産分割の効力(2) 2017年02月13日
解説記事 相続財産と債務(4)−相続財産(3) 2016年07月11日
プレミアム税務 住宅用地特例で評価ミス、都に賠償命じる 2016年06月13日
コラム 資本金額の説明義務違反で税理士が一部敗訴した事件 2015年11月09日
コラム 関与先企業の粉飾決算巡り税理士の賠償責任を認めず 2015年03月23日
(以上、最新順、資料除く)  

 

週刊「T&A master」824号(2020.2.24「今週の専門用語」より転載)

(分類:税務 2020.6.26 ビジネスメールUP! 2821号より )

 

 
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