他益信託（2023.6.12)

他益信託

　委任者以外の第三者が受益者となる信託のことをいう。一方、委託者と受益者が同じ信託は「自益信託」と呼ばれる。信託設定時、法律上は資産の所有権が委託者から受託者に移転するが、税務上は、他益信託の場合、委託者から受益者に譲渡・贈与等があったものとして課税が生じる（一部の信託を除く）。自益信託の場合は、実質的な所有者が変わっていないため課税されない。なお、「自己信託」とは、2007年の信託法改正で追加されたもので、委託者自身が受託者となる信託をいう。

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（以上、最新順、資料除く）

（週刊「T＆A master」964号(2023.1.30「今週の専門用語」より転載）

（分類：会計　2023.6.12　ビジネスメールUP! 3240号より )

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