共同相続（2024.2.28)

共同相続

　相続財産を全相続人が共有している状態（民法898条）。この状態は遺産分割をしない限り解消されないが、遺産分割協議には全共同相続人の参加が必要なため、戸籍謄本を取得して前共同相続人を把握するだけでもかなりの手間を要する。共同相続した財産を分割せずそのまま「共有」し続けることもできるが、共有財産を売却や賃貸する際には他の共有者の同意が必要になるほか、他の共有者から共有物分割請求（民法256条①）を受けることがあるなど、後々トラブルに発展するケースが多い。

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分類	タイトル	登録日
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（以上、最新順、資料除く）

（週刊「T＆A master」997号(2023.10.2「今週の専門用語」より転載）

（分類：税務　2024.2.28　ビジネスメールUP! 3338号より )

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