親族外承継

　親族でない者が事業を承継すること。中小企業経営承継円滑化法上、親族とは「推定相続人」から、「被相続人の兄弟姉妹及びこれらの者の子」を除いた者とされている（同法3条�A）。「被相続人の兄弟姉妹及びこれらの者の子」が除かれているのは、株式の分散を避ける趣旨である。親族外承継は同法の対象外となっているが、平成28年4月1日から施行される予定の改正法では、推定相続人に関する記述が削除され、単に「他の者」とされる。これにより、親族外承継も同法の対象となる。

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（週刊「T＆A master」631号(2016.2.22「今週の専門用語」より転載）

（分類：会社法　2016.5.20　ビジネスメールUP! 2245号より )